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パチンコ屋の前で寸借詐欺に逢いました

修羅の国在住なのですが、私が十五歳の頃、一番大きい駅前のデパートで漫画本を大量購入した帰りに、ゲームセンターに向かって歩いていました。大体の地方都市がそうだと思うのですが駅前から一歩入ったところは、パチンコ屋や飲み屋が多いんですね、それでゲームセンターに向かって歩いていたら若い茶髪のお兄さんが「あーすいません」と声をかけてきました。

悪そうな人

今だったら無視しますが、若いから無視できませんでした。返事をしたら「イヤー友達とはぐれちゃってーすいませんお金貸してくれませんかー」とのこと。そこで私は警察に行ったらどうですかと、返事をすると「イヤーちょっとはぐれちゃっただけなんでー」とかたくなに拒否するんです。携帯とかは持ってないんですかと質問するとここから身の上話が始まり、「大阪から友達ときてはぐれちゃったんです、友達も携帯持ってなくて見知らぬ土地で困ってたんです、こっちの人は冷たいねーみんな無視するんです。」

この時点で社会を知らぬ子どもでも薄々気づきます。しかしそれに対処できるスキルも経験もなかったんですね。それで雑談を入れながら敵さんもやんわりとお金を貸してくれとアピールを続けてきます。あの時警察の居場所を知っていればと悔やむところですが、それから二、三百メートルはついてきました。さすがに恐怖を覚えて、しょうがなくお金を貸すことにしました。その時そいつが私の財布の中を見てもう千円と言ったのには腹が立ちました。帰った後に親に報告したらそれは寸借詐欺だと教えられました。

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遺産凍結処置という国際的ななりすまし詐欺

国際的ななりすまし詐欺に合いました。フェイスブックを通じて、カンボジアで働く銀行マネージャーを名乗る韓国籍の男からメッセージを受信しました。私と同じ苗字の日本人が、銀行口座に10億円の資産を残して数年前に事故死したとのことです。相続人の名前の記載がなく、今から29日以内に誰も申し出に現れなければ、全ての資産がカンボジア政府の財産になってしまうとのことです。

電卓とたくさんのお札凍結処置のために代わりに名義を貸してくれるように頼まれ、その見返りに総資産の半分を分け与えると言われました。条件として、プロセスを問題なく進めるために、一切誰にも口外してはならないとのことでした。お金に困り始めたちょうどその時にこのような声をかけられてしまったので、救いの神がついに現れたのだと信じて疑いませんでした。

まず現地の弁護士を雇う必要があるとのことで、男が勧めるカンボジア国籍の弁護士を名乗る男に、身分証明としてパスポートのコピーと、手数料として3800ドルを送り、男から契約書等各書類が送られてきました。韓国人の男に、弁護士とのやりとりのメールを全て転送するように頼まれたので、毎回指示通り転送しました。韓国人の男は、自分のことを弁護士やカンボジア政府に知られては困ると常々言っていました。

そしてプロセスが始まり、カンボジア政府から、故人が滞納した税金を数日内に払うように催促されているとのメールが送られてきましたので、指定の金額を弁護士の男に送金しました。すると次は、裁判官が7500ドルを払わなければ承認できないと言っているとのメールが来ましたので送金しました。今度は、役所の職員が3500ドルの賄賂を送らなければ書類を渡さないと主張しているとのことでした。なぜそんなに大金を送らなければならないのかと問うと、日本や韓国と違い、カンボジアはまだ貧しくて、政府が腐敗しているからだと、韓国人の男や弁護士の男は説明していました。インターネットでカンボジアについて検索してみると、確かにそのような情報が目立っていたので、ここでも疑う余地はありませんでした。

合計で、日本円にして1000万円ほど請求されましたが、さすがに全てを一人でやりくりすることは不可能であり、韓国人の男に何とかするよう頼むと割り勘をしてくれると言いました。男は、弁護士に自分の名が知れては困ると言い、常に他人の名義を借りて送金した振りをしていました。全て払い終えた後、弁護士の男から、これで裁判所の許可が下りたので、あとは銀行による最終許可が下りる必要があると言われ、それまで辛抱して待っていてくれとのメールを受けてから、音信不通のまま4ヶ月が経過しました。さすがにおかしいと思い始め、ネットで検索してみると詐欺であることが判明しました。

韓国人の男は、虚偽のフェイスブックアカウントをいくつか持っていました。フェイスブックで虚偽のアカウントをいくつも作れてしまうことを知らなかったため、男について何も調べもしませんでした。無一文になった今思うと、自分がとても愚かで情けないですが、これを糧に自分の目標達成に対するモチベーションが一段と高まりました。おいしい話は一切ないんだと知り、踏ん切ることができました。そして今回の詐欺についても、最初から最後まで実に巧妙に工作されていたので、それもまた感心しました。